2013年2月28日木曜日

Vol.6 三十路の心得10箇条


本日TBSラジオ『たまむすび』にゲストに出させていただきました。

聞いて頂いたみなさまありがとうございます。

ポッドキャストもあるらしい。

駈け足で10個喋り倒して帰ってきてしまったので、

改めてブログで文章にしてみました。

番組では『三十路女子』ということでしたが、男性にも当て嵌まることがあるやも知れず。

では10個いってみましょう。




その一、まだ未婚ならば早めに(結婚)すべし。

30代の独身生活はあまりにも自由過ぎて楽し過ぎる。

仕事に熱心な人はやりがいと手ごたえを感じるだろうし、

プライベートでは泣いて笑って喧嘩して、落ち込みや不貞寝さえ

マイペースで自由自在。しかもどんどんやりたい放題になっていく! 

ふと同世代の既婚者に目をやれば、子供や姑や旦那や嫁や住宅ローンに教育費。

自分の時間はどんどんなくなって慌ただしそうな毎日です。

苦労を差し引いてもあまりあるほどの素晴らしさがそこにはあることを

頭では分かっていても、自由を満喫する30代独身者はなかなか気軽な単独生活を

手離せなくなります。

しかし、一生自分の家族を持つ必要はないと断言できる独身者がわずかなのも事実。

であれば、まだ結婚に夢や希望を感じ、

たったひとりと添い遂げる腹を括れる(気がする)うちに

さっさと結婚してしまう方が良いと思います。

赤の他人や言葉が通じない赤子との生活で、

自分の思い通りに事が進まない訓練を積んだ既婚者は欲の手離れが良い。

これは非常にうらやましい点です。



その二、ハッと気付けば38歳になっているので覚悟すべし。

既婚者や子供のいる人は家族の世話や成長などで忙しいのはもちろん、

独身者も20代に比べると金銭的にも時間的にも若干の余裕が出る。

やりたいことも少しずつ出来るようになってくる。本当に楽しい。

30代はまるで竜宮城で、天女の舞を見ているうちに

7~8年なんてあっという間に過ぎる。

楽しすぎて気付けば浦島太郎です。ここで30歳のままのメンタリティですと、

容れモノの経年劣化だけがことさら際立ってしまうので注意が必要だ!

…と自らに言い聞かせて生きています。

私は本当に「目が覚めたら38歳でした」という感じでしたよ…。



その三、最初の5年で幹を伸ばし、次の5年で枝を剪定すべし。

30代最初の5年は体力的にまだ無茶が効くので、やりたかったことやれなかったことを

フルスロットルでやるべし。まずは幹を太らせることが大切と思い過ごしてきました。

実感として、無駄を削いでいくのは35歳からで十分だと思いました。

無駄は無駄でも無駄肉は35過ぎたら取れなくなるぞ!



その四、馬鹿にしていたことをなにかひとつ始めるべし。

斜に構えていた20代には恥かしくて出来なかったことや食わず嫌いだったもの、

ミーハーだと敬遠していたことを敢えてやってみると世界が広がる。

私は子供のころから運動が大の苦手で「運動なんてヒマ人のやること」ぐらいに

傲慢なことを思っていましたが、30過ぎて始めたボクシングにハマり、

運動で汗をかくことの楽しさや肩こりの治り易さに目からうろこが落ちました。

30代になると自分の嗜好がわかってきて直感も鋭くなりますが、

20代の自分は「食わず嫌いやらず嫌いの口だけ30代ほどやっかいなものはいない」と

思っていたので、まずはやってみるようにしています。

やってから嫌いならそれはそれでいいと思いますし。

仮説に仮説を重ねた思い込みは損。



その五、保険と貯金を見直すべし。

私の保険、掛け捨てではないのは把握していましたが、

がん保険はついてなかったのを35まで知りませんでした。

つけるかどうかはまた別の話。

貯金に関して。個人的には20代で作った貯金は30代で一度使ってしまうのも手かなと

思っています。無駄遣いも自己投資と言い訳しましょう。

チマチマダラダラ使うのではなく、心臓が潰れそうになって

胃がきりきりするような値段のものに使うのとかそういうのが楽しいです。

私は31歳で当時住んでいたワンルームの家賃と同じ額のワンピースを1着買いました。

着るたびに「家賃…」と思いましたが、背筋がキリっとしたのを良く覚えています。

清水の舞台から飛び降りてその後しばらく骨折してるのちょう楽しい。



その六、同い年の異性には細心の注意を払うべし。

ここは全部太字赤字にしたい。しないけど。

仕事でもプライベートでも、威勢の良い三十路女ほど

高圧的かつ独善的なものはいません。

私も35歳ぐらいまで気が付かなかった。

が、今思い返せばただの嫌な奴だった気がします。

あれも知ってるこれもやってる、あ、それは知らないけど興味ない。

そして好みはうるさく正論を吐きまくる。

正しい。正しいがかわいくない。可愛ければいいというものではないが、

私は愛嬌や愛想が身を助けるということを学ぶのが遅すぎた。

アラサー女のみなさんに置かれましては

同じ轍を踏まないで上手に生きることを強くお勧めしたいところです。

また、同時に男性は30過ぎた女を軽々しくババア扱いして地獄を見るので、

この時期はお互いあまり近寄らないのが良いかと思います。

上手に距離を取る。

40ぐらいになったら助け合っていかねばならないので、

同世代異性というだけで嫌悪対象にならないうちに、逃げろ!



その七、愛されるよりも愛すべしマジで。

30代に入り、女性は初の加齢を、男性は初の同世代給与格差をはっきり実感します。

さあ、若ければそこそこ愛される、稼いでいればそれなりにモテると思っていた

20代の一般常識(=自意識)との戦いが始まります。

果たしてこんな自分は愛されるのだろうか? 

という不安が生む己の欠損部分(幻覚)は、

なぜかパートナーにまるまる埋めてもらおうという都合のよい思いに変わりがちです。

自分が不安だから、それをまかなえる相手がほしい。

そして無理な条件を突きつける。そりゃ無茶だ。

30過ぎたら相手から先に心を開いて貰えることが

どんどん少なくなっていくのを実感した私は、

自分から開いていく癖(クセでいいんですよクセで)をつけるようにしました。

まだまだ出来てないけども、でもやるんだよ。

とにかく、30過ぎたらなおさら自分から愛を表現していく方が良いかと存じます。

あ、恋愛だけじゃなくて仕事とか人生全般についての話です。



その八、若者を責めるべからず。

30代になると、びっくりするぐらい無礼だったり物わかりが悪かったり無責任だったり

言葉の通じない下の世代に面食らうシーンが増えていきます。

ここで「いまどきの若い者は…」とまとめて言ってしまうのは時期尚早。

それは自分が言われて嫌な言葉だったはずなので。

いまの若い子って…!という話を内輪でするのは別に良いと思いますが、

それを対象者に聞かせた途端、相互理解は難しくなってしまいます(経験済み)。

なんとか頭をフル稼働させて話を聞くなどすると、分かり合えることもあります。

しかし何度聞いてもまったくわからん場合も多々ありますので

新30成人のみなさんには心臓を強く持っていただきたい。



その九、自分のなかの少年少女を大事にすべし。
      しかしフィルタリングは忘れるべからず。

所謂「貴様いつまで女子でいるつもりだ」問題。

これは長くなりそうなのでまた別の日に書きますね。



その十、一生付き合っていきたい友達を見つけるべし。

これ大事。私はもうお互いどちらかが先に死んだら骨を拾う友達まで決めている。

それはやりすぎかもしれないけれど、30代の友達づきあいをおろそかにしていると、

40近くなって友達がいなくて寂しくなるみたいです。

50過ぎたら連絡不精は命取りに! 気をつけよう!




以上、三十路の心得10カ条でした。

えらそうにサーセン。

アラフォー以上の皆さんは共に手を取って頑張って生きていきましょうぞ。

6 件のコメント:

  1. 放送を大変楽しく拝聴しました。
    今朝ポッドキャストを奥さんに聞かせた所、声を出して笑い、さらに十箇条をメモっておりました。40代女子にも響いてますよー。

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  2. 昨日のたまむすび、すごく面白かったです。
    私はスーさんと同世代なので、本当に「そうそう!」と
    同感しながら聞かせていただきました。

    トップファイブがあと5回で終わってしまうみたいですが
    新たに出演される番組もあるとのこと。
    これからのご活躍、楽しみにさせていただきます!

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  3. 35歳独身男性ですが、放送であまりにも当てはまることが多くて、正直焦りました。早速知人にも共有しました。ブログアップありがとうございます。

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  4. スーさん最高!!

    ナタリー震えてましたねー。笑

    私も何回も聞いては震えたいと思います。(34歳・女子)

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  5. たまむすび楽しく拝聴しました。
    31のわたしにも耳が痛く、身につまされるお話でした。
    スーさんの話を聞いてから、自分のことを「女子」と呼ぶのをやめました。
    オンナ、ですものね。


    昔スピリッツでイオナという漫画がありましたが、イオナのようなセクシーな女性に憧れてました。
    今じゃノーブラノーセクシーな私です。

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  6. 初めまして!
    たまむすびポッドキャストでジェーン スーさんの事を知りました。とっても面白かったです!今年30歳になるのですが、共感というか「やっぱり」と思う事が多く、背中を押された感じでした。私はロス在住なんですが、自分への30歳のお祝いに前々から行きたかったヨーロッパ旅行に行こうと思います!


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